2022年10月1日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが自宅で死去しました。
79歳でした。
アントニオ猪木さんは、2020年7月、自身のTwitterで全身性アミロイドーシスを発症していることを公表していました。
芸能人で同じ病の方はいらっしゃるのでしょうか?
こちらの記事では
- 全身性アミロイドーシスとは、どんな病気?アントニオ猪木の症状はどうだったのか?
- 全身性アミロイドーシスを患っている他の芸能人は誰?割合はどれくらい?
というテーマでお伝えします。
アントニオ猪木が全身性アミロイドーシス(難病)で死去
2022年10月1日、午前7時40分、都内自宅で、「燃える闘魂」アントニオ猪木さんが、79歳で死去しました。
全身性アミロイドーシスという難病でした。
8月28日には「24時間テレビ」に出演しました。
9月21日にはYouTubeの撮影をして、体調は安定していましたが、9月29日容体が急変し、30日には、家族や友人と面会できていましたが、10月1日朝、帰らぬ人となりました。
アントニオ猪木さんは、2018年に全身性アミロイドーシスを発症し、厳しい闘病を続けてきました。
2022年8月28日「24時間テレビ」に出演!
嵐の二宮さんが車いすを押し、国技館のステージに登場しました。
体調面については「見た通りで必死に頑張っています。こうやってみなさんにお会いすることで私も元気をもらいます」と話していました。
現役時代に数々の名勝負を繰り広げた思い出の地で
「元気ですかー?元気があればなんでもできる!」
とおなじみの名言や、引退試合に詠んだ有名な詩「道」を読み上げ、
最後は「1.2.3.ダァーーッ!」と拳を振り上げ、力を振り絞って、闘う姿を見せてくれていました。
多くの人が勇気をもらったと思います。
全身性アミロイドーシス(難病)の他の芸能人は誰?
アントニオ猪木さんと同じ病気を患っている芸能人は「おぼんこぼん」のこぼんさん(73)です。
2019年頃から、「全身性アミロイドーシス」で5~10年の余命宣告を受けていたことが明らかになっています。
難病に指定されたのは、70歳の時で、今のところ自覚症状がなく、元気でお酒も飲んでいるとのことです。
こぼんさんは2017年頃に、前立腺がんと肺がんを手術。
その後、息切れや動悸、体調が悪い日が続き、検査で「全身性アミロイドーシス」と診断されました。
全身性アミロイドーシス(難病)の症状は?割合や治療法は?
症状は?
アミロイドーシスとは、肝臓で作られる「トランスサイレチン」というたんぱく質が変性。
臓器にアミロイドという物質が沈着し、心臓をはじめ、全身にたまり、血液循環が悪くなる難病です。
アミロイドが心臓に沈着すると、次第に心臓のポンプ機能が低下し、心不全になります。
しだいに息切れやむくみなどの症状が強くなっていきます。
難病情報センターのホームページによりますと、以下のような症状が起きます。
心臓の障害、腎臓の障害、胃腸の障害、 末梢神経 や自律神経の障害(手足のしびれ、麻痺、立ちくらみ、排尿の異常、便秘、下痢)などがしばしばみられ、舌、甲状腺、肝臓が腫れることもあります。
割合と経過は?
日本における、患者数は全国で2000人くらいで、発症率の割合は100万人あたり約2.7人と言われています。
全身性アミロイドーシスの多くは適切な治療を受けなければ、徐々に症状は進行していきます。
進行が速い場合は、発病後数年で死に至ることもあります。
アントニオ猪木さんの治療方法は?
アントニオ猪木さんの場合、心臓が弱っていたため、手術ができず、投薬治療をしていました。
この薬がとても高額で、1カプセル(約44,000円)を1日4錠飲まねばならず、1日あたりの薬代だけで、約18万円かかっていたそうです。
まとめ
全身性アミロイドーシス(難病)の芸能人は誰?割合はどれくらい?【アントニオ猪木】
というテーマでお伝えしました。
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